2017年8月31日木曜日

冷蔵庫搬入業者にイラッ


新築にともない、ほとんどの家電を買い換えた。今使っている家電はほぼ全て妻が独身時代に購入し、使用していたもの。冷蔵庫や洗濯機のロゴはPanasonicじゃなくてNational。

買い換えた家電の数々は引き渡し〜引っ越しのわずかな期間に新居へ届けてもらう段取り。ただし、冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は搬入前に見積りがあるとのこと。エアコンはわかるけど冷蔵庫や洗濯機も?と疑問に思ったが搬入作業をスムーズに行うために必要だとか。

見積り当日。

洗濯機は1Fに設置するから問題なし。

冷蔵庫は2Fへ挙げなければいけないためそのルートを確認する。途中でどうしても通れない場合はクレーンで吊って2Fの窓からの搬入となる。しかし、我が家にはベランダもなければ掃き出し窓もない。2Fに冷蔵庫が通れる窓など存在しない。

だから普通に玄関から入って階段を昇ってキッチンへ運んでもらわんとかん。ってかできるように設計した。だから全然心配してなかった。

メジャーを使って玄関土間の幅を図る業者。玄関土間の半分は上部に階段があるため搬入経路としては使えない。が、残りの半分でも幅は十分あるはず。その残り半分の幅をメジャーで測りながら業者の男は言った。

 これ、ダメかもしれませんねー

おいおいおい。こいつ何言ってんだ。ひとんち入ってイキナリ『ダメ』とはずいぶんとごあいさつじゃねぇか。冷蔵庫が入らねぇってことか?

 もっと高さの低い冷蔵庫に買い換えないと

黙れバカヤロ。

冷蔵庫は既に購入済みでクレジット会社からの請求もあって支払いも済んでんの。今はヤマダ電機の倉庫で待機してんの。なんで新品の冷蔵庫を家に運ぶ前に買い換えるんだよ。

だいたいふつう冷蔵庫の搬入で高さが問題になることなんてないだろ冷蔵庫立てたって天井にあたることはありえないし幅だって問題ないはずだろ尺モジュールの家なら廊下の幅は780ミリくらいでどこも同じだしこの玄関で搬入できねぇやつが偉そうに見積りに来てんじゃねぇよハゲお前がやったらどんな家でもアウトになるだろうちのムダに広い玄関すら通れねぇんだからこの役立たず

とか思いながらいろいろ聞いてみるとなにやら冷蔵庫を軽く傾けた状態で玄関ドアをくぐって入った先で直立させるんだと。その時にスケルトン階段の踏板にぶつかるとかなんとか。

ぶつからないだろ。ぶつかったとしてもお前らが階段の踏板にしっかり養生したらいいやん。

 我々がやる養生はペラペラの、ほら、当てたらすぐにめくれちゃうようなヤツだから

いやいやいや。だから、ビート板みたいなしっかりした硬めのスチロール的な養生したらいいじゃん。

 そうそう、そのビート板みたいなヤツで養生してもらえたら安心できるかもしれませんね

お前らがやれ。

商品を安全に運ぶのはお前らの仕事だろ。

結果的には運んでもらえることになったけど

 ちょっとムチャして入れるんでぇ、マンガイチってことがあっても責任取れませんのでぇ

わかったわかった。いいから運べ。踏板にタオルぐるぐる巻きにして養生しとくから。

あんまりムカついたから3Dマイホームデザイナーでシミュレーションしてやった。

 全然イケるやん。


我が家が購入した冷蔵庫の幅・高さ・奥行きを全て打ち込んでシミュレーション。ヤツらが言うには運ぶ人のスペースとか考えたら無理っぽいんだって。やかましいわ。余裕だろこれ。

 「土間」の字のあたり

土間の周りは当然壁じゃなくてL字の玄関框。土間とホール合わせると5.5畳くらいあるんだぜ。

なんかあった時のための責任逃れに保険かける意味で言ってるだけなんだろうけど、そのしょうもない発言でクライアントをイライラさせたり不安にさせたりすんなよな。



Aug 31, 2017
waguri




2017年8月30日水曜日

クローズアップ倉庫収納

間取りを考えているとき、パズルを組み立てるように必要な部屋や住宅設備を配置して、余ったスペースはどうするか。

ふつうは、なにも作らない。

余ったスペースは角に集めて削り取る。そうすれば一坪あたり50万円節約できる。

削った結果、どうなるか。

家の形がイビツになる。1Fと2Fの形が違う、大きさも広さも違う、イビツな形の家になる。

でも、そんな家はいくらでもある。しかもちゃんと設計士が知恵や工夫やアイデアや知識や経験や勘や残業時間をたっぷり使って見た目には変にならないように建てている。

わが家の場合、設計士さんの作った最初のプランでは綺麗な四角形をしていた。その後、ぼくらがLDKはもう少し広くとか、4.5畳の和室じゃなくて3畳くらいの畳コーナーが欲しいとか、階段はスケルトンの直階段にとか、2Fにトイレ要らないとか、施工面積は30坪内でとか、いろいろ注文して何度か修正していくうちに家の形がイビツになっていった。


 こんなんなっちゃった 

2F間取り図では左上のイッカクが削られている。広さはちょうど1坪。なんの知恵も工夫も見当たらないからきっと設計士が残業を嫌がったに違いない。必要ないスペースだから削られた。ここの1Fは広さがぴったり同じのバスルーム。

屋根の形は2Fの形が反映され、そのまま四角形から角を取った形になる。2Fのない1F部分には下屋と呼ばれる小さな屋根がつく。

ぼくはあまり気にならなかったんだけど、ここでまた妻が発作を起こす。「他人にはなかなか理解されにくいコダワリ発作」だ。

妻はずっと、あの角が気に入らないといっていた。バスルームの上の下屋もダサいと言っていた。「まあねぇ。」なんて適当に相づち打ちながらそのうち見慣れるだろうと軽くイナしていたが、妻が慣れることはなく、本当にずっと言い続けた。

あの角が気になる

あの角が気に入らない

あの角どうにかならんかな

屋根の形が変やわ

家の形が変やわ

下屋ダサいわ

よっぽど気に入らないんだな。妻は確実に角を埋めたがっている。なんかしらの屋内スペースを確保して。しかし家の形が気に入らないからといって無駄に施工面積を増やすわけにはいかない。1坪50万円の増額になるんだから。

こうして、角を埋めたがっている妻と、これ以上施工面積を増やしたくないぼくの間で、目には見えない睨みあいが続いていた。

ある日、妻が動いた。ずっと温めていたのか、その時ふと気づいたのか、どちらかはわからないが、とっておきの決め球を放ってきた。

「収納が足りない気がする」

収納?2Fにある収納といえば・・・

  1. キッチンキャビネット
  2. カップボード
  3. ウォークイン本棚
以上。

だけ?まてよ、えっと、あれ?

畳コーナーの小上がりを利用した引き出し収納は1つ3万円もするし、よく見るとダサいからやめた。広縁の端っこに作ってた押入れは手洗いと本棚に変わった。

わが家ではモノを入れる家具、棚とかカラーボックスとかそういった類のものをどこにも置かないと決めている。だからモノをしまう場所はクローゼットとか押入れとか物入れとか倉庫とか、なんらかの収納スペースを作る必要がある。

そうだった。広縁の収納がなくなったの忘れてた。そうなると確かに収納が足りない。ちょうど1坪くらいの倉庫のような、なんでも片付けられるスペースが欲しいところではある。

その用途に、あの角はまさにうってつけ。北側の陽が当たらない場所で居住スペースとしては使いにくい。が、キッチンやサービスバルコニーに近く、リビングからは見えず、その存在すらわからない。ここなら電話の親機とかインターネットのルーターを設置して基地局にすることもできる。そうなればリビングもスッキリする。

ついでに家の形もスッキリする。


 シャキーン!


こりゃ一石二鳥やわ

いや、三鳥、四鳥やわ

ん?鳥なら一羽二羽じゃねえか

まあいいか




Aug 30, 2017
waguri




2017年8月25日金曜日

クローズアップ広縁


ひろ−えん【広縁】
1.幅の広い縁側。
2.「広庇(ひろびさし)」に同じ。
コトバンク kotobank.jp より


我が家のリビングには広縁と呼ばれる謎のエリアが存在する。完成した姿は一般的にいう広縁とは違った雰囲気に仕上がっているけど初期のプランでは「旅館の客室の窓際にある低いテーブルと椅子が置いてあって景色を眺めて寛ぐエリアみたいな感じ」というイメージで設計されたもの。

格子戸の向こうがそれ。最近の写真がなかった。

さらにさかのぼって元をたどれば、そこはサンルーム的な洗濯物干しスペースだった。
虫が大嫌いで宙を舞うものすべてに悲鳴をあげる妻。床を転がる毛玉にも悲鳴をあげる妻。食事中でも蚊を見たら部屋全体に充満する量の殺虫剤を撒き散らす妻。そのとなりでいつもそれを見ていたぼく。そんなぼくらの新居には、室内物干しスペースが必要不可欠だった。

設計さんの描いた1stプランでは2Fのいちばん明るい場所、玄関の真上に位置する場所に、リビングとは切り離すかたちで正方形のサンルームが用意されていた。

その1stプランを見ながらの最初の打ち合わせ。回り階段が直階段になり玄関エリアへ移動したことから、そのサンルームは間取り図から速攻で姿を消した。

しかし物干しスペースはどこかに作らねば。この時は洗濯機やバスルームが2Fにあったから物干しスペースは2Fになければならなかった。

そこでぼくらが考えたのは「兼ねる作戦」。屋内のどこかに物干しスペースを併設する作戦。

たとえば、

バスルームに物干しスペースを兼ねる。

洗面所に物干しスペースを兼ねる。

和室に物干しスペースを兼ねる。

廊下に物干しスペースを兼ねる。

寝室に物干しスペースを兼ねる。

物置きに物干しスペースを兼ねる。

そして

リビングに物干しスペースを兼ねる。

ぼくらが選んだのはリビング。基本的に生活の中で洗濯物が視界に入ってくるのがイヤという妻にとって、選択肢はバスルームか洗面所しかない。でもバスルームや洗面所は狭い。洗面所は多少広めに設計したがそれでも物干しスペースを兼ねるほどではない。

リビングは生活の中心。家にいる時間の多くはリビングで消費される。洗濯物が視界に入るのがイヤなら選択肢から外すべきだけど、リビングはなんといっても広い。我が家で最も広い空間はリビングだ。ここに物干しスペースを設けて必要に応じて目隠しセパレートすればいい。

洗濯物を干している間はセパレート。リビングはちょっと狭くなる。洗濯物がないときは開放して広々リビングに戻る。位置的には本来ならベランダやバルコニーが設置されるところだから陽当たりなどは問題ない。大きめの窓を横長にどかーんと設けたら完璧。

と、思ったけどここでひとつの不安。

セパレート取ったら本当に広々リビングに戻るのかってこと。セパレートは簡易的なツイタテ的なやつじゃなくて、ガッツリ引き戸にするつもり。だって閉じたときに全くの別空間にする必要があるから。

そうなると引き戸の両端に戸袋がいる。いや、戸袋じゃなくてもいいんだけど構造的に壁があったほうがいいって話。
2F間取り図

上の間取り図でいうと「本だな」と「手洗い」の左側の壁。この、なんていうのかな、袖壁でいいのかな、わからんけど戸袋になるこの壁は外せない。垂れ壁や敷居も邪魔になるけど、垂れ壁は引き戸をハイドアタイプに、敷居は吊り戸にすれば回避できる。しかしこの壁だけは外せない。

 格子戸閉じた。

この両端の壁がある以上、広々リビングに戻すことはできないかも。もし広々リビングに戻らないんなら開放したときも別空間としてエンジョイできるようにしないと。

ほら、旅館の客室の窓際にあるじゃん。低いテーブルと椅子があって、オセロとかポーカーとかするところ。部屋とは障子で仕切れてさ。外の景色を眺めたりできてさ。上階にあって室内だけど縁側みたいな領域。あー、広縁っていうんだ。そうそう、その広縁的なイメージで捉えたらいいと思う。この空間は。ただ広縁と呼ぶには窓の位置が高すぎる気がするけどそれはプライバシー的な懸念もあるし窓を下げると外観がダサくなるからこのままでいいね。いまいち広縁っぽくはないけど広縁的な空間ってことで使っていく方針でオッケー。

その後、間取りが激変。キッチン以外の水回りが1Fに移動。寝室も1Fであることから、衣装部屋兼クローゼット兼物干しスペースが新たに1Fに設けられた。






広縁、いらなくなっちゃった。

いらなくなったけど2Fにキッチン以外の水栓がないことに気づいて広縁の端が空いてるからそこに手洗い作ろうということに。また、本棚作るの忘れてたことに気づいて広縁のもう一方が空いてるからそこに本棚を作った。

この広縁に、洗濯物は干さない。干さないけど、ここが広縁であることは変わらない。広縁から眺める景色なんて、そんなものはじめからたいしたものは見えないじゃないか。ぼくらはリビングからこの広縁を眺めるんだ。そしてほっこりするんだ。

この家づくりを思い返して。

おわり



Aug 25, 2017
waguri






2017年8月24日木曜日

クローズアップ玄関

引き渡しまで日数があるから暇つぶしの小ネタ記事、クローズアップシリーズ。

第一弾は玄関ドア。クローズアップ現代をモジるために無理矢理選んだテーマ。クロ玄。

W建設標準の玄関ドアはYKKとリクシルから選べる。けど窓がリクシルだから特に考えることもなくリクシル。の、ジエスタ2。カザスキーとかゆうキーレスな解錠システムが標準。

間取りがだいたい決まって、さて玄関ドアを選ぼうかとカタログをめくりながら妻は親子ドアを物色していた。

この玄関、親子ドア入るんかな?幅的に。親子ドア入ります?とぼく。いや、入らないですね〜たぶん。と間取り図の玄関部分に定規をあてながら設計さん。やっぱり。うかつだった。妻はずっと親子ドアにしたがっていた。ひどく落胆する妻。W建設では標準で選べる親子ドアがあるはずなのに。

教訓。親子ドアにしたい場合は、間取りの打ち合わせ前に要望を出しとくべし。

ま、ぼくはゴッツイ親子ドアよりスッキリした片開きドアのほうが好みだから全然オッケーだったけどね。ここだけの話ね。

で、玄関ドア選び。そんなにこだわりがあるわけではないけど設計さんから提案されたのが黒一色のモダンなメタリックな玄関ドア。

こうゆうモダンなやつな。

家全体が和風のノリだから、あえてのアレね。わかるけど、却下。まるで牢屋のような閉塞感が妻に不評。ぼくらは全く逆のコンセプトを打ち出していた。採光&採風。玄関ドアに少しでも開放感を。採光はともかく採風となると選択肢がグッと減る。

よく見るとモミジじゃねぇ

選んだデザインはモミジのオーナメントで少しかわいい感じに。建物全体が和風のカッコいい感じだからここだけ少しかわいくしてみた。色は渋めのトリノパイン。ドア単体で見るとユーズド感のある木目が合いそうなんだけど家全体の雰囲気から設計さん提案の『あえてのモダン感』を色だけ採用。

屋内からのシルエットがイカす!

鍵のエントリーシステムは標準のカザスプラスにシステムキーをオプションで付けてた。リビングが2Fだから2Fからボタンひとつで開閉できるようにしたかったから。ホントはボタンだけでいいんだけどボタンだけのオプションはなく、システムキーにグレードアップしてさらに遠隔操作機器をプラスしなければボタンが付かないらしい。

しかし、我が家の玄関は階段の真下でその階段はスケルトン。リモコンキーがあれば2Fのリビングから開閉できるんじゃね?ということでタッチキーをオプションに選択。タッチキーならリモコンキーが2個付いてくる。タッチキーのオプション代35000円也。

実際に2Fから開閉できるかどうかはまだ試せてないからわからん。まあできるやろ。


Aug 24, 2017
waguri





2017年8月21日月曜日

外構~仕様かたまる

虫の飛来や住み着き対策

雑草の予防

駐車スペースのデザイン考案

砂利や敷石の選定

植栽の選定

様々な葛藤の末の減額調整



家の外観を大きく左右する外構工事。そのタイミングはだいたい家作りの後半。いや、フィナーレと言っていいほど最後の最後。

予算のほとんどを家自体に使い果たし、とっておいた外構予算では出来ることに限界があると判明した時には充てる予算がない。

我が家もそうゆう時期に来たんだなと思うと感慨深い。が、感慨にふけってる場合じゃない。

外構決めないと。

最初は簡単に考えていた外構計画。2台分の駐車スペースとアプローチ。あと門柱。これだけ。特にこだわりもないからシンプルモダンという名の安普請でクリアするつもりでいた。

しかし、欲深きは施主の性。打ち合わせや夫婦での話し合いを進めるうちに、やれアレがダサいだの、やれコレがダサいだの、やれソレがダサいだのとダダをこねては関係者を困らせた。設計さんとしてはゴクゴク普通の、誰もがやってる当たり前の提案をしているだけなのにやたらと「え、これダサくないっすか?」とか言われて心中察するになかなか負荷の高い打ち合わせだったと想像できる。

ぼくがコダワリを発揮する理由はいつも『ダサいから』というネガティヴなものではあったけど、ダサいダサいと言ってはコストを下げつつ見栄えを良くする努力をしたつもり。
そんなこんなの日々も今日でおわり。



2017年8月20日

現場にて、外構プランの最終打ち合わせ。

さらなるコストダウンを図る


現場では門柱の位置や水勾配の方向などを確認。さらに前日までにぼくらで話し合って決めたことを伝える。

  • 駐車スペースの真ん中の短冊石はヤメ。前回、減額のために延べ石3本に変更したけど蓋を開けたら3万円の増額になってた。じゃあもういらねぇかってことでベタの土間コンに100ミリくらいの隙間を空けて砂利敷きとする。およそ8万円の減額。
  • アプローチの敷石をオンリーワンの十和田石からマーブル調のグラナイトグレーという石に変更。数は10個から7個に減らした。1枚あたりの単価は15000円から7500円に。トータルで15000円x10個=15万円から7500円×7個=52500円。およそ10万円の減額。
  • 植栽は植えるのにだいたい8万円くらいかかるのがわかってとりあえず何も植えないことに。わざわざ園芸屋さんに買い付け行ったのにな。楽しかったからぜんぜんいいけど。景石も植栽とセットだからいらない。トータル135000円の減額。気が向いたら小さなヒメシャラでも植えるかの。
  • 砂利は石材屋さんで指定した那智石5分が、これまで見積りに出してた色砂利と比べて平米単価が750円アップになるんだけど、これはちゃんとモノを見て決めたから、納得して決めたモノだから、那智石でお願いすることに。
  • ポストと表札は安いやつを施主支給しようと思って探してたけどポストは門柱に埋め込んで使うため、ちゃちい安物を採用するとすぐに壊れちゃってでも埋め込んであるから取り替えるのも大掛かりになっちゃって何年もサビサビのガラクタを使い続けるハメになると予感。値は張るけどオンリーワンのいいヤツを業者さんに取り寄せ施工してもらうことに。たぶん6万円くらいの増額。

あとは門柱。ていうか見た目ただの塀。大きさが130センチ×150センチのブロック塀で表面はジョリパット仕上げになる。ここにポスト、表札、インターホンが付く。

決めるのはポスト、表札、インターホンのレイアウトとジョリパットの塗りパターンおよび色。

レイアウトはいいとして、ジョリパットの塗りパターンと色はどうしたものか。こいつが外観に与える影響は大きい。ただただ純粋に好きなパターンを選ぶなら校倉(あぜくら)。でもあまりに和風に寄り過ぎると『コイツ憧れ強すぎwwwwww』って思われるしってか自分で思うし。

と、まあ少し悩んだけどやっぱり最後は自分の好きなパターンを選ぶべし。ということで校倉をチョイス。色は建物の外壁や外構で採用した色味から濃いグレーか超薄いグレーかの2択。ここは設計さんが最初のプランで白い門柱を描いてたし、自分も白系がいいと思っていたから超薄いグレーに決定。

超薄いグレーの校倉


引越しまで4wを切った。
いよいよ、最後の工事が始まる。







2017年8月20日日曜日

外構〜石木を愛でる

コスト的なことも含めて最終的に外構を誰に依頼するかを考える時期にきていた。

W建設でお願いするか

別の外構屋さんと契約するか

どちらでやっても住宅ローンは使えるっぽいことはW建設の営業さんに確認済み。あとはデザイン提案力と見積り次第だ。

で、詳細は前の記事で書いたから割愛するが近所の外構屋さんにシカトされたから結果的にW建設でお願いすることになるのだが、そのシカトガーデン(仮)との打ち合わせでとても大きな収穫があった。

ひとつは、やっぱり砂利敷きでは駐車スペースとして機能させるのは難しいということ。どうしても沈むらしい。デュポン社は大丈夫って言ってるけど?なんて野暮なことは言わない。ぼくはそうゆうタイプではないのだ。彼らの経験に基づいた的確なアドバイスはしっかり聞く。都合が悪ければありがたく無視する。今回はなんとなく信じた。砂利だけのプランはナシだ。

もうひとつは外構デザイン。駐車スペースは土間コンにするべしというアッチ側のポリシーと、どこかに曲線を取り入れたいというコッチ側の要望をデザインに落とし込む。最高にイカすデザイン。

平面図

ついでに書いとくと、ぼくらもたくさん意見したからね。それもしっかり反映されてるからね。100%アッチのデザインじゃないからね。

雰囲気CG

このパクった外構プラン、現時点で見積り総額180万くらい。ぼくらもだいたいモノの値段がわかってきたからこの金額が高いか安いかくらいわかる。これは、たぶん安い。か、普通。少なくともボッタクリとは言われない額だと思う。

しかしぼくらの中の外構予算150万。あと30万はコストダウンしたいところ。見積りを見ているとオンリーワンクラブというメーカーのモノが高額みたい。石や砂利、ポストや表札までオンリーワンのオンパレード。いっこいっこがいちいち高い。

ぼくらがゴネていると設計さんから提案。

砂利とか敷石ですけど、外構屋さんと石材屋さんに行って直接みて買いませんか。石材屋さんで直接買いつければコストダウンになるかもしれません。少なくとも高くなることはありません。オンリーワン高いですからw

そりゃ願ったり叶ったり。石材屋さんてドコ?たつの市?遠いわ。行くけど。



たつの市の石材屋さんへは車で1時間ちょい。わりと近かった。ついてみるとそこは石のパラダイス。ワンダーランド。桃源郷。まさに石のテーマパークや。打ち合わせ楽しすぎて写真を一枚も撮らずに帰ってきちゃった。ブロガーにあるまじき失態。それくらい楽しかった。

アプローチは白系の御影石とマーブル調のザラザラした石を提案された。御影石はオーソドックスというか和風の敷石としてはよく見るパターン。マーブル調は最近入荷したもので珍しい今までにないタイプ。石材屋さんや外構屋さん、設計さんのプロ集団は和風に寄りすぎないマーブル調がスタイリッシュで和でも洋でもイケててカッコいいと。ぼくもマーブル調に1票。妻はやっぱり見たことないものだから想像できなくて考え込んでいたがマーブル調に決めた。もちろん写真はない。

基本の砂利は黒系でサイズとカクカク感で選んであっさり決定。もちろん写真はない。

駐車スペースの真ん中に横方向に入る短冊石。プランでは細い短冊石が12本となっているが、2.5メートルくらいの延べ石をふたつに割って使うことに。表面がバーナー処理された黒くてがっしりした綺麗な石。値段高そう。もちろん写真はない。

我が家の玄関には地窓があって、地窓の前は土間タイルが貼られていない。そこには真っ白な細かい砂利を敷くつもり。その細かくて白い砂利も選ばせてもらった。大きすぎると基礎コンクリートが見えてしまう。細かすぎると砂みたいに周りに散ってしまう。絶妙なサイズをチョイス。もちろん写真はない。

植栽周りの景石も手頃なサイズをチョイス。色は土に近い茶系を選んだ。プランでは漬物石みたいな巨石がごんっごんっごんっと置かれていたけどコブシ大の石が並んでるなかで時々巨大な石が混ざってる感じがいいねってぼくらの意見。もちろん写真はない。



楽しい石選びを終え、ぼくらが次に考えた減額ターゲットは植栽。シンボルツリーのアオダモ。12万て、たけぇわ。こちらも実物見て選びたいとオネダリ。

外構屋さんに聞くとぼくらの新居からほど近い場所に園芸のお店があってよく買い付けに行くそうな。そこで好みの木を見つけて取り置きしとけば後日見積りに反映すると。一般のひとでも気軽に買い物できるとのことでさっそく行ってみることに。

その園芸屋さんには本当にたくさんの植物があって、観葉植物、盆栽、庭木、みかんや柿の木、ナスやトマトなんかの果物野菜も売っている。温室のような店内を通り抜け、屋外に出るとシマトネリコやら花水木やらオリーブやらヤマボウシやら。人気のシンボルツリーがたくさん植わっている。

灼熱の太陽の下、ジャングルのような庭木の密林を進む。同じ樹種でも大小様々なサイズのものが揃っている。ぼくらが目指すのは妻の身長くらいに育ったアオダモ。プランでは3メートルくらいのアオダモが見積もられていた。

でけぇわ。そりゃ12万するわ。たけぇわ。

カナブンとセミの巣窟と化した密林を勇気を振り絞って進む。そもそも虫がムリというのが我が家の外構の最大のテーマだったけどここはふたりでがんばった。虫にビクつくこと2時間くらい。阿鼻叫喚の中、理想のアオダモと出会った。

どこまでがウチの木?

プランで見積もられていた木がデカ過ぎって思ってたのに選んだのは結局2.5メートルくらいのまあまあでかいアオダモ。幹がスーッと伸びていて、広くのびのびと伸ばした枝に、とても綺麗に葉をつけて。なかなかの凛々しさ。これに決定。

このアオダモが2.5万円。これが工賃込みの見積りでどうなるか。この辺の金額が赤裸々になっちゃうからたぶん普段は施主に植栽の買い付けをさせることはないと思う。

設計さんと外構屋さんに感謝。



つづく





2017年8月18日金曜日

外構〜駐車スペースの土間コンがダサい

なんかダサい。

なんだろう。このプラン。

いいんだけど、なんか違う。

タイヤの乗る部分が凹んでワダチになるのを防ぐための土間コンがどうしようもなくダサい。

タイヤが転がる部分だけをコンクリートにしてるから縦に細長くスリット状に砂利を分断してていかにも「ここに車を停めることとする!」って四角四面のステレオタイプのありきたりのオーソドックスの見慣れたあんちくしょう。

なんとかならんか、この形。

いろいろ考えて楕円にしてみたり、波型にしてみたり、丸を並べたりシミュレーションしたけどいまいちしっくりこない。

ていうかコレ要るのかな。このコンクリート部分。砂利だけじゃダメなんかな。ちゅるんちゅるんの丸石でなければワダチなんてできないんじゃないかな。

そこで、アプローチ以外は全て砂利敷きに。あと砂利が道路にこぼれないように道路側の何センチかはコンクリートにしたほうがいいとの噂をキャッチ。てゆうかずっと妻が訴えてたから道路側にコンクリートを敷くことに。ここは車の出入りが頻回になるから洗い出しで。

さらにぼくが「どこかで曲線を取り入れたい」と言い出したからこの洗い出し部分を曲線でデザイン。

いいやん。雅やん。

そして世界最強の防草シートを探していたぼくらはGoogle検索で特に難しいこともなくアッサリと見つけた。デュポン社のザバーン。

和栗のいえにもしっかり施工されてる防湿シートのタイベック・ハウスラップ。で、おなじみのデュポン社。防草シートも作ってるらしい。これがなかなかの評判。設計さんに見積りお願いしたら設計さんも知らんかった。

で、設計さんが早速サンプル取り寄せてくれて実物を拝見。従来の防草シートはビニールシートみたいなペラペラ。破れなくてもすぐにほつれそう。対してザバーンは不織布の分厚い感じというかブレーキパットの薄い感じというかその中間という感じ。なかなかのタフガイ。これで水を通せるのかと疑いたくなるが通すらしい。

平米単価は高くなるけどコレ採用。

と思ったらデュポン社にはもうひとつ防草シートがあった。グリーンビスタ砂利下シート。ザバーンは商品名に防草シートと書かれていて土手とか土の上に敷いてシート自体は露出させて使うっぽい。グリーンビスタは商品名に砂利下シートと書かれていて用途は名前のまんま砂利の下に敷いて雑草の繁殖を抑制するもの。

どちらも用途は同じ。たぶん防草性能はザバーンが上。平米単価はザバーンよりグリーンビスタのほうが安い。

普通の防草シート 1200円/m2
ザバーン 2100円/m2
グリーンビスタ 1800円/m2

個人的に、こうゆう用途を限定した製品が大好き。逆に大は小を兼ねる的な芸のないものは大嫌い。例えば、デジタルオーディオプレイヤーやデジカメ。今時ね、スマホでいいんだよ。スマホでなんでもできるんだから。でもあえてプレイヤーを持ちたい。デジカメを持ちたい。そうゆうお年頃。

グリーンビスタは砂利下に敷くという用途に限定した製品ではなかろうか。たぶん同じ用途ならザバーンでもカバーしてるし、なんだったらザバーンのほうが効果はあるんだろう。でも一般家庭の砂利下に敷くならこれで十分というちょうどいい製品をわざわざデュポン社が開発してくれたに違いない。見上げた企業努力だ。ユーザーのフトコロ具合に優しく寄り添う敏腕エンジニアだ。

さらに、このデュポン社の防草シートは駐車スペースの砂利下に施工すればタイヤの沈み込みをある程度防ぐことができるとパンフレットに書いてある。

嘘くせぇ。なーんか嘘くせぇ。

とか思いつつも期待して防草シートはデュポン社のグリーンビスタに決定。

こいつを砂利下に敷き詰めればタイヤのワダチも防ぐことができるだろうか。できれば駐車スペースのダサい土間コンを打たなくてすむ。

さっそくプロに相談だ。


つづく。




2017年8月17日木曜日

外構〜草虫対策

外構計画でぼくらが真っ先に取り組んだのは、虫の飛来や住み着き、雑草の繁殖をいかに防ぐかということ。

虫や雑草は土を好む。湿った土を、ミクロな有機物に富んだ土を、肥よくな大地を好む。たぶん。おそらく雑草なんかは土がなければ生存できない。ぼくらにできるのは、できるだけ土の面積を減らし、無機質な人工物で覆うこと。

ここはなんとしてもコンクリートの施工面積を多めにしたい。かといって全面コンクリートではコストがかかる。そこで、よくあるコスト削減策としては、道路から見えず美観に影響しない建物の外周を土か砂利敷きとし、道路からよく見える建物前面にコンクリートを敷くパターン。

でもこれ、逆のほうがよくないか。コンクリートでなければならないのは建物外周のほうではないか。

暗く、狭く、ジメッと湿った空間。

に、なりがちな場所だから虫や雑草などの生物が生息しやすいと思う。そしてひとたび繁殖を許すと害虫駆除したり草抜きしたりが大変。狭く湿った空間で腰をかがめて除草作業。

超イヤ。

超めんどい。

つらい、しんどい、想像するのもイヤ。

ということで、外構打ち合わせではそこんところを強調しながら説明。虫や草抜きイヤなんでー、建物の周りはグルっとコンクリートでー、残りは全部砂利敷きでヨロシク。

えっ逆に!?

設計さんにびっくりされてもうた。普通は逆なんだよね。知ってる。でもいいの。うちはうち。よそはよそ。

あとはアプローチに踏石を適当に配置して、車のタイヤが乗るワダチになる部分だけコンクリートにしたらいいやんな。

こうして和栗の外構1stプランが出来上がった。

さらに減額のために改良を重ね、建物の両サイドはコンクリートでなく砂利敷きとなった。

別にふつう。いたって普通。

砂利の部分には除草シートを。

できれば三枚重ねで。

ムリか。ダメなのか。

世界最強の除草シート探さなかん。


つづく。






2017年8月16日水曜日

外構~プロローグ

  1. 自動車は2台駐車できること
  2. 雑草の手入れイヤ
  3. 虫がムリ
  4. 防犯性は高く
  5. 和の趣を持つ
  6. ガスメーターはなるべく外側
  7. ガスメーターは隠れるように
  8. コンクリートのタイヤ痕がイヤ
外構を検討する際にぼくらが出した要望。

W建設では外構のデザインも設計さんが担当する。外構工事はW建設の下請けさんがやってくれる。そうすれば外構費をローンに組み込めるし打ち合わせも簡単。段取りもスムーズ。

もちろん外構のみ外部の業者にお願いすることもできる。その場合、ローンが使えなかったりするが、使える裏技も存在する。

つまり、外構はどこでやってもいいですよってことなんだけど、我が家ではもう今にでも引っ越したい衝動を抑えるのに必死っつーか引き渡し前に勝手に泊まりに行こうかと思うくらい早く『和栗のいえ』で暮らしたい。故に、無駄な時間は省きたいから段取りがスムーズなW建設お抱えの外構屋さんにお願いすることに。

実はその前に相見積もりでコストダウンを図るべくコッソリ地元の外構屋さんを訪問してあーだこーだと打ち合わせして見積り依頼して2週間後に連絡してもらえる約束だったけどまったく音沙汰なく完全にシカトされたことはココだけのはなし。で、ずっと後のはなし。というか、ついこないだのはなし。

ついでに書いておくと、完全にシカトされたけどただ一度の打ち合わせでその外構屋さんの社長がササーっと書いたラフスケッチに「おぉーさすがプロや」とぼくらは感心しきり。かなりイカす!と嬉しくなったぼくらは薄々もうこれっきりになるかもしれないという予感があったのかどうか自分たちでも定かでないが、そのスケッチを可能な限り詳細に記憶。小さな脳ミソに刻み込んだ。

帰宅したのち、そのスケッチを思い出しつつ3Dマイホームデザイナーで再現。たった一度の打ち合わせを無駄にしてはいけない。プロの仕事を無駄にしてはいけない。社長さんの閃き、アイデア、発想、才能、経験、仕事に対する情熱とコダワリ。そのいずれも、無駄にしてはいけない。

そういった高い志でもってそのデザインを採用することにした。つまり、早い話、パクった。

いや、できれば彼らに外構を任せたかったよ。でもシカトすんだもん。見積りだすって言ったのに音沙汰なしだもん。しゃーないやん。

ということで、我が家の外構はW建設にお願いすることに。

うちの土地は面積37坪ほど。施工面積30坪の家を建てて車2台駐車すると残りはわずか。アプローチを作ったら終わり。庭という庭は作れないし、そもそも手入れが面倒くさいから庭なんか要らない。ってか2Fリビングだから庭を眺めることも庭で日向ぼっこしながらのんびり過ごすこともない。洗濯物も外には干さない。だから我が家にはベランダも掃き出し窓もないのだ。

2台分の駐車スペースとアプローチのみ。

簡単やんな。


つづく





2017年8月14日月曜日

失敗感漂うウォークイン本棚システムのはなし

仕事柄、ぼくら夫婦はふたりとも多くの専門書を所有している。およそ、ハイタイプの本棚2.5台分。どこぞのマンガおたくが所蔵するマンガ本の数には遠く及ばないが、夫婦ふたり暮らしの家には少し多い感触。定期的に整理してはいるが、仕事で必要になる可能性があるためなかなか減らすことができない。

しかし新居では棚的な家具を一切置きたくないという希望があった。

そこで、最初のプランでは廊下の突き当りの壁一面を本棚にしていた。それが間取りを変更していくうちに消えてしまい、そのころには廊下の突き当りが部屋の出入り口になってしまっていて気づいたときには本棚を作ることができなくなっていた。

それからしばらくは本棚のことは隅に置いといて間取りの作成に没頭した。

間取りがだいたい決まった後になってやっと本棚のことを思い出したが時すでに遅し。本棚を作るスペースなどなくなっていた。そこで目を付けたのがLDKの隅っこで物置として設定していた半畳のクローゼット。

この空間に本棚を作る。いや、この空間を本棚とする。

半畳分のスペースしかないこの空間の突き当りに、ただ棚板を渡しただけでは、ぼくらが所有するたくさんの本を収めることはできない。そこで、ぼくらはこのクローゼットを本棚を収めるための空間として機能させることにした。複数の本棚をどうやって収めるか悩んだが、キャスター付きの本棚を縦に3台ほど突っ込んでしまうのはどうだろう。本を探すときは本棚をスラーっと引き出す。

こんなかんじ。

既にあるんやん。うちだけのアイデアだと思ったのに。しかし我が家のクローゼットにピッタリあう奥行きのキャスター付き本棚がない。本棚ごと造作で作らんとかん。

これで見積もりを取ってみる。が、金額が出るまえに設計さんから相当高額になると
の予言。

でしょうね。どうしよう。

そこで第2案、クローゼットの内壁全面を本棚にするというアイデア。クローゼットの突き当りだけでなく左右の壁も棚として使う。クローゼット内の3面に棚受けレールを付けて3面全部に棚板を取り付けられるようにする。

左右の棚板は奥行き15㎝、突き当りの棚板は奥行き30㎝として突き当りの棚には大判の参考書を収められるようにする。左右の棚板を奥行き15㎝とすることで中に人ひとり入れるようにした。

クローゼットの扉を開けるとプチ書庫

このプランが決定したのが内装工事の最中で時間的にはギリギリだったこともあって見積り金額がでたころには本棚作りがはじまってた。だからオプション追加代が高額だからやっぱヤメって言いにくい状況。そして提示されたオプション代125000円。

高いやん。もっと早く聞いてたらヤメって言ったかも。上の写真みたいな市販の本棚突っ込んでピッタリじゃなくても我慢してよしとしたかも。

ここに関してはぼくらの間でコスト的に失敗したかも臭い空気が漂っているけど口には出さないでいる。せっかくだからここでこのウォークイン本棚システムのメリットを探してみる。
  1. 1面あたりは4万円くらいだから備え付けの家具としてはそんなに高くないかも
  2. クローゼットの扉を閉じればホコリが入らないから掃除が楽
  3. 扉のおかげで日光も遮るから本が色褪せない
  4. 本棚を置かなくていい
  5. 占有面積がコンパクト
こんなもんかな。あんまりないな。我が家としては4が最大のメリットでありそもそもの目的だからこれが叶えられたことに満足するべきかと。

あと気になるデメリット、側面と突き当りで棚受けレールに違うものを使っているから棚の高さが合わないのが残念。







【撮影】和栗のお宅訪問